ングラデシュはGDP70%を海外支援に頼らざるを得ないほど貧しく、多くの貧しい世帯では、大人だけの収入では当然足りず、いつも、その犠牲となっているのが多くの子どもたちです。

1995 年、そんな貧しい子どもたちの学校「アロアシャ学園」を支援するため「アロアシャの会」が設立されました。「アロアシャの会」は、学園の設立、運営、校舎 の建設に支援活動を行い、2000年1月の新校舎の建設とともに2001年3月、その目的が完了したことにより解散しました。同時に、「アロアシャの会」 の精神を引き継ぎ、学園の経済的自立を技術的に支援するために「アロアシャ技術協力会」が設立されました。

か し、現実的には、学園の経済的自立だけでは、子どもたちを貧しさの犠牲から救い出すことはできないのです。子どもたちの置かれている生活環境を改善するこ となしには、実現することはできません。ベンガル語で「希望の光」という意味の「アロアシャ」の名にふさわしい活動が求められています。

回、 法律的にも一般社会に認められる固有の団体(特定非営利活動法人)として「アロアシャプロジェクト」を設立することにより、さらなる有能なメンバーを募 り、アロアシャ学園の経済的自立を支援することはもちろん、バングラデシュの極貧の子どもたちの経済的自立を総合的に支援することに努め、国際社会に貢献 しようとするものです。

の活動の目標とするところは、単に国際社会に対して貢献することばかりでなく、国際支援をとおして、次の世代を担う子供たちの健全性の育成、明るい住環境としての街づくりへの貢献、また、さらなる国際社会に対してもボランティアの輪を広げ寄与したいとするものです。