太陽光発電の現地研修のためバングラデシュに行っていた、東根工業高校の生徒たちが、3月26日午後6時47分、山形に戻ってきました。
庄司先生、伊藤先生と4人の生徒は元気な姿を山形駅の改札口に見せてくれました。
気温40度を超えるバングラデシュから十分の一の4度の山形に戻ってきました。
現地ラッシャヒでは、農業ポンプを太陽光発電で回したり、バングラデシュの人たちに太陽光発電パネル製作の講習会を行ってきました。
講習会の様子は、インターネットを使ってライブ中継され、東根工業高校の先生たちも、生徒たちが先生になって指導している様子に見入ってたそうです。
ライブ中継を見た大津校長先生は大変感激され、帰ってきた生徒たちと一人一人固い握手をされていました。
山形駅に到着後、解散式が行われ、出発式と同じように教頭先生、保護者の方々、当法人からは齋藤、寒河江、堀の3理事が出席しました。
校長先生から、生徒たちへねぎらいとお褒めの言葉をいただきました。
生徒たちは家族との再会の握手をし、それぞれが自宅へと帰っていきました。
短いスケジュールの中で、様々な経験をしてきた生徒たちは一回りも二回りも大きくなって山形に戻ってきました。現地では、予定通りの日程を消化できずに、先生たちも大変苦労されたようです。何でもできることが当たり前の日本に育った若者たちが、物事が簡単には進まない途上国で経験したことは、これからの人生にとってきっと役立つことになるでしょう。
今回の研修をまとめて、報告会が行われると思います。その時の、生徒たちの発表が楽しみです。