「国連ミレニアム開発目標(MDGs:Millennium Development Goals)」は2000年9月に国連ミレニアムサミットで採択されたもので、2015年まで目標を達成することが謳われていますが、今年がその目標年です。

MDGsでは下段に掲げる大きく8つの目標を設定していて、この中の2番目に「普遍的初等教育の達成」があり、この啓蒙啓発のために1冊の教科書副読本が作られました。「いま、地球の子どもたちは 2015年への伝言」(新日本出版社)です。この第2巻「学校へいけない子どもたち」に、アロアシャプロジェクトが関わっている「アロアシャ学園」が紹介されています。

この15年間で、地球の子どもたちはどう変わったのか、国連から出される報告書が楽しみです。

「いま、地球の子どもたちは」
第1巻 売られていく子供たち【貧困と飢餓】
第2巻 学校へいけない子どもたち【教育】
第3巻 よごれた水をのむ子どもたち【保健・医療】
第4巻 こわされる地球の子どもたち【環境】

「MDGs:ミレニアム開発目標」
1. 極度の貧困と飢餓の撲滅
2. 普遍的初等教育の達成
3. ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上
4. 幼児死亡率の削減
5. 妊産婦の健康の改善
6. HIV/エイズ、マラリアその他疾病の蔓延防止
7. 環境の持続可能性の確保
8. 開発のためのグローバル・パートナーシップの推進